日露両国はアルゼンチンでの1日の首脳会談で、今後の北方領土問題と平和条約締結交渉に、両国の外相と外務次官級が参加する「新たな枠組み」に合意した。安倍晋三首相は「自分とプーチン大統領の任期中に平和条約を締結する」と述べてきたが、現実味が薄かったシナリオが、否定できなくなってきた。日本は日ソ共同宣言(1956年)に明記された歯舞群島と色丹島の「2島返還」を軸に交渉に臨む。だが、両島返還は確実視できない。「適切な結果」が得られないなら、引き返す勇気も必要だと思う。
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