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「世界で最も権威のある賞」といわれるノーベル賞。今年はどんな研究・活動に贈られるでしょうか。

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教科書に載る仕事を 「父」の言葉、今も胸に 本庶さん一番弟子・松田さん

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 ノーベル医学生理学賞を受賞する本庶佑・京都大特別教授は10日(日本時間11日未明)、スウェーデン・ストックホルムで授賞式と恒例の晩さん会に臨む。最古参の弟子の一人で、本庶さんを「父のような存在」と慕う松田文彦・京大ゲノム医学センター長(58)は、時に厳しい口調で研究チームを率いた本庶さんの言葉を今も胸に刻んでいる。

 松田さんは1983年、京大理学部で数学を学んだ後、大阪大大学院医学研究科へ進んだ。同級生に勧められ門をたたいたのが、本庶さんが教授を務めていた阪大遺伝学教室だ。面接で、医学や生物学の素養がほとんどないと打ち明けたが、本庶さんはすぐにメンバー入りを認め、こう言った。

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