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ソフトバンク通信障害 エリクソン社ソフトウエアに異常 総務省「重大事故」に当たるか判断

通信障害の対応に追われるソフトバンクショップ=東京都千代田区で2018年12月6日午後6時47分、梅村直承撮影

 ソフトバンクは6日、同社の携帯電話サービスで大規模な通信障害が発生したと発表した。全国で約4時間半にわたり、携帯電話の音声通話とデータ通信が利用できないか、利用しにくい状態となった。同社によると、スウェーデンの通信会社、エリクソン社の交換機のソフトウエアに異常が発生し、海外11カ国の通信事業者でもほぼ同じ時刻に同様に障害が発生していると報告を受けているという。

 総務省は、ソフトバンクに対し詳しい報告を求め、電気通信事業法上の「重大事故」に当たるか判断する。

 ソフトバンクによると、通信障害が発生したのは同日午後1時39分ごろ。「ソフトバンク」の名称で行う携帯電話サービスのほか、同社が提供する格安スマホのサブブランド「ワイモバイル」でも障害が起きた。エリクソン社製のソフトウエアを旧式に戻すことで午後6時4分ごろ復旧した。

 ほかに、「LINEモバイル」や関西電力子会社ケイ・オプティコムの「mineo(マイネオ)」、日本通信の「b―mobile」などソフトバンクの回線を借りている格安スマホの一部もつながりにくくなった。

 東京消防庁は、ツイッターを通じて「緊急時は他社の固定電話または携帯電話から119番通報して」と呼び掛けた。スマートフォンのアプリが利用できなくなるなど影響が広がった。

 ソフトバンクは「エリクソン社と共同で徹底した再発防止に取り組む」とのコメントを発表。エリクソン社の広報担当者は通信障害について「問題は認識しており、顧客企業と協力し、早急に問題を解決する」とロイター通信に語った。

 ソフトバンクの携帯電話契約数は、ワイモバイルも含め、約4043万件(9月末現在)。今年2月には、約9時間にわたり、約67万人に影響が出る大規模通信障害があった。

 英国の携帯通信大手「O2」やベトナムでも6日、スマートフォンなどがインターネットに接続できない通信障害が発生した。O2の利用者は2500万人だが、同じネットワークをTESCOなど4社にも提供しており、全英の約3200万人に影響を与えた可能性があるという。【森有正】

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