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西郷隆盛2番目の妻の名は「アリカナ」 戸籍で確認

「母 アリカナ」「父 西郷隆盛」と書かれた戸籍=親族提供

 西郷隆盛の2番目の妻の名が、広く知られている愛加那(あいかな)ではなく「アリカナ」だったと、京都市在住の歴史研究家、原田良子さん(51)が7日、鹿児島県で発表した。これまでも一部の研究者が指摘していたが、原田さんが初めて西郷家の戸籍で確認した。

 愛加那は西郷が江戸幕府による弾圧で鹿児島・奄美大島に流されていた時の妻。原田さんが11月に千葉県に住む西郷の親族から提供を受けた戸籍に「アリカナ」と書かれていた。西郷が「ありかな」と書いた書簡も残っていたが、公的資料で裏付けられた。

 原田さんや大河ドラマ「西郷(せご)どん」の時代考証を手がけた原口泉・志学館大教授(71)によると、当時の薩摩言葉は「り」の発音が「い」になり「ありがとう」は「あいがとう」になるなどしていた。そのためアリカナも口伝えで「あいかな」として広まり、後に愛加那の字が当てられた可能性があるという。

 原田さんは「埋もれていた人名が近代の戸籍制度で明らかになったのは興味深い」と話した。【田中韻】

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