メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

毎日フォーラム・視点

青森大学教授・国土資源総研所長 平野秀樹

平野秀樹氏

国境域の管理・保護 土地所有のグローバル化対応が急務

 民俗学的見地からここ30年来、国内外の離島や深山、僻村などを記録してきた。宮本常一の生き方やモノを見る姿勢に近づきたかったからだが、とりわけ東シナ海の孤島をめぐり歩いた。韓国済州島に近い牛島、忠清南道の狐島、台湾東部の蘭嶼島、沖縄の与那国島などに足を運んだ。しかし、こうした国境離島の風景が少し変わり始めている。対馬、奄美、宮古島……。活況の様子が続いている。

 過疎化のその先に控えていたのは、インバウンドに代表されるグローバル化で、クルーズ船、バスツアー、免税店……。大挙して押し寄せる観光客に人気で、北海道・沖縄のみならずこういった国境エリアにも広がりを見せている。ここ数年の変化が著しく、不動産買収やリゾート施設の建設ラッシュで、一大リゾート地として発展していくことが期待されている。

この記事は有料記事です。

残り2695文字(全文3067文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 中江滋樹さん、アパート火災で死亡か 「兜町の風雲児」元投資ジャーナル会長

  2. 政府批判の神戸大教授が動画削除 「助言」の医師がFBで事実誤認を指摘

  3. 立憲・辻元氏に脅迫文「殺してやる」 党本部に届く 警視庁に被害届

  4. 「客足さっぱり」「暇です」感染被害の「しょうゆ発祥の町」を歩く 和歌山・湯浅、新型コロナ1週間

  5. 検事長定年延長、法解釈変更文書に日付なし 野党反発「奇妙な珍答弁」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです