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だれもが地域で自立できる社会を
イタリア・ボローニャの劇団「アルテ・エ・サルーテ」の初来日公演がこの秋、東京や浜松などで行われた。劇団のメンバーのほとんどが精神疾患のある人々で、役者を職業として地域で暮らしている。主催したNPO法人「東京ソテリア」代表理事の野口博文さん(48)は「障害者の自立と社会参加が進むイタリアの息吹を日本に吹き込みたかった」と語る。(聞き手 本誌・明珍美紀)
--「アルテ・エ・サルーテ」が上演したのは、フランスの貴族、サド侯爵が演出した「マラー/サド」。舞台の壁に「拘束反対」などと書かれた幕が張ってありました。
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