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論点

「移民社会」 入管法の改正

 外国人労働者の受け入れ拡大のための在留資格新設を柱とする入管法の改正。政府は「移民政策ではない」と強弁するが、単純労働分野への外国人の就労が可能になる。少子高齢化時代の人手不足緩和への期待がある一方、物心両面での受け入れ準備や社会統合の仕組みが整っていないことへの懸念は根強い。日本が進むべき道とは。

 人口減少の恐ろしさを理解してほしい。各年代が均等に減るのでなく、高齢者が生き残り若年層が減少する。若者は特に東京に集中し、高齢化と人口減少が進む地方では午後7時以降は誰も歩いていない町が増えた。既に深刻な問題である。人口を増やす方法には出産奨励もあるが、外国人材を入れることも必要だ。

 外国人材受け入れの準備不足だという人もいるが、議論に時間をかければより良い結論が出るとは限らず、それだけチャンスを失う。いま日本に行きたいと思っている人、来たら役に立つ人を逃してしまう。そしてそれが次の外国人材を一層、日本に来にくくする。細かい議論に時を費やすのは得策ではない。

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