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文化庁、「海賊版」の静止画ダウンロード規制へ 著作権法を改正方針

 文化庁は、海賊版と知りながら漫画や写真などの静止画をダウンロードすることを違法行為の対象とする方針を固めた。著作権法は著作権を侵害する動画と音楽のダウンロードは禁じているものの、静止画は対象外で、海賊版被害の拡大を防ぐ必要性が指摘されていた。来年の通常国会に同法改正案の提出を目指す。

 文化庁長官の諮問機関にあたる文化審議会著作権分科会の小委員会が意見集約した中間まとめ案に、ダウンロードを違法とする内容が盛り込まれた。文化庁は今月中の意見公募(パブリックコメント)を経て、改正案の詳細を検討する。

 小委員会では、海賊版サイトに利用者を誘導するリーチサイト「はるか夢の址(あと)」を通じて、漫画が不正にダウンロードされていたと報告があった。被害額は同サイトの運営者が摘発された昨年10月までの1年間で731億円に上ると推定され、海賊版被害は拡大しているという。出版業者の関係団体も、漫画以外に雑誌や写真集、文芸書にも被害が及んでいるとしている。

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