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成田空港開港40年

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成田空港開港40年

LCC空を変える/4 狭い機内を楽しく 体操、じゃんけん…光る工夫 /千葉

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 客室乗務員が機内販売の食事や飲み物を手渡し、「旅行はいかがでしたか」「海に入りましたか」と親しみやすい言葉で話しかけると、乗客の表情がやわらいだ。

 格安航空会社(LCC)の座席は大手の航空会社よりも少し狭く、映画や音楽、ゲームを楽しめる小型のモニターは設置されていない。機内食や飲料は原則、有料で販売する。バニラ・エアの客室乗務員、庄田真理恵さん(31)は機内販売の際、乗客の目線を常に意識していて、商品を乗せたカートを見ていたり、目が合ったりすると、「いかがですか」と尋ねる。窓側の席の乗客が声を掛けやすいように、ゆっくりと歩く。食事中の乗客が多ければ、飲み物のメニューを持って再び機内を回る。食事の温めや配膳、会計に追われ、時間との勝負もある。庄田さんは今年6月に開かれた機内販売の社内コンテストで、客室乗務員約250人のトップに立った。「機内でコミュニケーションを取れたらいいなあと思う。私たちができることをして、お客さまが少しでも楽しみ、『わりとよかった』と思ってもらえれば」と言う。

 乗客が席に座ったまま、一斉に体を動かす。春秋航空日本は機内のリラックス体操が名物になっていて、客室乗務員が「私たちと一緒に体操をしませんか」と機内アナウンスし、通路に立つ。「まず肩の体操です。両手を肩の上にのせて回しましょう。ぐる、ぐる、ぐる、ぐる」と説明しながら手本をみせ、乗客は客室乗務員を見ながら同じ動きをする。手のひらを開いたり閉じたりした後、首を回し、こぶしで太ももをたたく。「気持ちよく…

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