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原発が稼働することによって発生する「高レベル放射性廃棄物」の地層処分について、原子力発電環境整備機構(NUMO)がこのほど、京丹後市で説明会を開いた。将来世代に負担を先送りしないよう、今の世代の責任で地中深く安定した岩盤に埋設することに理解を求めた。参加した住民37人からは「10万年という人類の歴史より、はるかに長い処分期間をどう記録するのか」「危険な原発をまず廃止すべき」などと疑問の声が上がった。【塩田敏夫】
NUMOによると、説明会は地層処分についての理解を深めてもらうことを目的に全国各地で開催している。地域や自治体に調査や処分場の受け入れの判断を求めるものではないとしている。受け入れ地域への敬意や感謝の念が必要であるとし、全国できめ細やかな対話活動に取り組むとしている。これまで高知県東洋町が「文献調査」に応募したが、最終的に応募が取り下げられた。
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