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就労促進へ奔走する70歳(その1) 障害者を「支え手に」

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竹中ナミさん(右)は、久しぶりに一緒に過ごす長女麻紀さん(左)の笑顔に「もうメロメロやわ」と喜ぶ=神戸市東灘区で2018年11月22日、梅田麻衣子撮影
竹中ナミさん(右)は、久しぶりに一緒に過ごす長女麻紀さん(左)の笑顔に「もうメロメロやわ」と喜ぶ=神戸市東灘区で2018年11月22日、梅田麻衣子撮影

 「チャレンジド(障害者)の雇用・就労促進について、相談に乗ってもらえませんか」。10月4日、一本のメールが、神戸と東京に事務所を置く社会福祉法人「プロップ・ステーション」理事長、竹中ナミさん(70)の元に届いた。自民党総務会長に就任した加藤勝信・衆院議員からだった。

 今夏に中央省庁などで障害者の法定雇用率の水増しが判明、制度が揺らいでいた。渦中に厚生労働相の職を離れ、与党幹部となった加藤氏が、1億総活躍担当相時代から懇意にする竹中さんに助言を求めたのだ。

 神戸に暮らす彼女は同12日、東京・永田町に飛んでいった。「雇用率だけではあかん。チャレンジドが誇りを持てる、多様な働き方のできる制度を新しく生み出さんと」。関西弁で発破をかけると、加藤氏はうなずいた。

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