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安倍改憲、誤算の連鎖 前のめりに野党警戒/側近失言も追い打ち

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立憲、国民などの野党議員が欠席したまま開かれた衆院憲法審査会=国会内で11月29日、川田雅浩撮影
立憲、国民などの野党議員が欠席したまま開かれた衆院憲法審査会=国会内で11月29日、川田雅浩撮影

 10日に会期末を迎える臨時国会では、衆参の憲法審査会で実質的な審議が一度も行われないことになり、安倍晋三首相が狙った憲法改正論議の加速は不発に終わった。改憲条文案を巡る議論の停滞にいら立つ自民党に対し、野党は国民投票法改正で新たな課題も突きつける。与野党対立がさらに激化する来年の参院選を控え、改憲のハードルは高くなる一方だ。【田中裕之、小田中大】

 改正入管法の採決を巡って与野党が激突していた7日午後、自民と野党第1党・立憲民主党は、国民投票法改正案の審議などを来年の通常国会以降に先送りする方針で淡々と合意した。自民条文案について、衆院憲法審の新藤義孝・与党筆頭幹事(自民)は「いつでも討論する用意がある」と記者団に強調。臨時国会で提示できなかったことに無念さをにじませた。

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