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順天堂大医学部が不適切入試 女子と浪人生を不利に扱う

医学部入試の不正問題について記者会見の冒頭で謝罪する順天堂大学の新井一学長(右)と代田浩之医学部長=東京都文京区で2018年12月10日午後4時1分、長谷川直亮撮影

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 順天堂大(東京都)は10日、大学本部で記者会見を開き、2017年と18年の医学部入試で女子と浪人生を不利に扱い、1次と2次試験の合格ラインに達していた受験生165人(女子121人)を不合格にしていたと発表した。外部の弁護士でつくる第三者委員会が第1次報告書でまとめた。2次で不合格とした48人は全員追加合格とし、入学の意向を確認する。1次で不合格とした117人は検定料を返還する。

 順大は、こうした不適切な入試が遅くとも08年から運用されていたと説明。第三者委が08年以降の入試を調べる。

 順大によると、女子と浪人生を不利に扱った1次試験は、マークシートと記述で問う「一般A方式」。定員(60人)の10倍の約600人を合格としたが、成績順の201位以下については女子や浪人にのみ順位に従って段階的な基準を設け、不合格とした。これにより17年は52人(女子32人)、18年は65人(女子42人)が本来は進めた2次試験を受験できなかった。

 主に小論文と面接で問う2次試験では一般A方式の他、大学入試センター試験利用方式など4方式(最高5・4~5・65点)で、1次試験の順位にかかわらず女子の合格ラインを男子より0・5点高く設定した。この影響で17年は24人、18年は23人の女子が不合格となった。18年は多浪の男子1人も不合格としたが、順大は「浪人年数に加え、特殊な事情があった」として詳しい理由を明らかにしていない。【伊澤拓也】

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