メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

まち探訪

旧尾西市編/1 地場産業 逆境乗り越え、あくなき挑戦 /愛知

 愛知と岐阜両県を結ぶ濃尾大橋近くに、煙突が目を引く工場がある。1951(昭和26)年創業の染色整理・織物企画加工販売業「みづほ興業」(一宮市起)だ。染色整理とは織物の生地を目的に合った色や手触りに仕上げること。水谷常夫社長(68)の父が、祖父が営んでいた機屋(はたや)を業態変更して始めた。

 古くから、県西部と木曽川を挟んだ岐阜県の羽島市や大垣市に及ぶ地域は「尾州産地」と呼ばれた。織物は、麻から絹、綿織物と変遷し、明治維新後、軍隊や警察などで洋装化が進み、毛織物の需要が伸びた影響で毛織物産地として発展した。50年の朝鮮戦争が特需をもたらし、その後も第2次ベビーブーム(71~74年)、80年代後半のバブル景気に支えられたが、90年代に入ってバブルが崩壊、2008年にはリーマン・ショックがあり、毛織物業は長期低迷が続く。

 県の統計によると、繊維工場の従業員数(81年以降、従業員4人以上の事業所)はピーク時の63年は約8…

この記事は有料記事です。

残り804文字(全文1217文字)

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 名古屋・栄で男性刺され死亡 トラブルでけんかか 男1人を逮捕
  2. 学校ストライキ 「行ってる場合じゃない」 地球守れ、世界180万人
  3. 小澤征爾さんが26日の定期演奏会を降板
  4. eスポーツ競技者はゲーム依存症にならないのか
  5. 「お前は横綱になれる」 朝乃山、死の病床から励ましくれた恩師にささげる初優勝

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです