「戦争を知る最後の世代の一人として、戦争のない時代を願います。そこには一人一人が人を思いやる心が大切なのです」。
8月24日、京都府福知山市であった講演会で、中尾町子さん(79)=同府木津川市=は終戦後に大分市の防空壕(ごう)で一人寂しく亡くなった12歳の少女“ムッちゃん”との体験談を基に聴衆へ語りかけた。
1945年春。ムッちゃんに出会ったのは疎開先の大分市の防空壕の中だった。
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