被爆体験者訴訟

2陣控訴審 逆転敗訴 長崎10人、手帳交付認めず 福岡高裁

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 長崎原爆投下時に爆心地の近くにいながら、国の指定した被爆地域外だったため被爆者と認められていない「被爆体験者」が、長崎県と長崎市に被爆者健康手帳の交付を求めた第2陣訴訟(原告161人、うち16人が死亡)の控訴審判決が10日、福岡高裁であった。矢尾渉裁判長は、初めて被爆者と認定した1審判決を取り消し、原告側の請求を退けた。

 原告側は、医師による原告らの年間の被ばく線量の推計を基に、原告らが被爆者援護法が被爆者と定める「原爆放射能の影響を受けるような事情の下にあった者」(3号被爆者)に当たると主張。1審・長崎地裁は2016年2月、医師の推計を採用し、10人への手帳交付を命じていた。

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