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【ワシントン高本耕太】政治家らの言説の真偽を検証するファクトチェック報道で、偽りの度合いを0~4の「ピノキオ」の数で採点することで知られる米紙ワシントン・ポストが10日、新たな基準を発表した。事実と異なる主張を20回以上繰り返すと「底なしピノキオ」と認定される。明らかな虚偽や事実誤認に基づく発言を続けるトランプ大統領のために設けられ、トランプ氏はすぐに14の「底なしピノキオ」を与えられた。
2007年にファクトチェック報道を始めた同紙は、1ピノキオ=一部誤認や事実のつまみ食い▽2ピノキオ=重大な事実欠落や誇張▽3ピノキオ=深刻な事実誤認や明白な矛盾▽4ピノキオ=大うそ――の基準を設け、公人の発言を検証してきた。ピノキオは「不名誉な称号」として米政界で定着。認定された政治家はすぐに発言を撤回・修正するのが常だが、トランプ氏は指摘も気にせず発言を繰り返している。
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