北方領土「引き渡し議論ない」 露で強硬発言続出

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チャーター機の窓から見えた択捉島の萌消湾=2018年7月22日(代表撮影)
チャーター機の窓から見えた択捉島の萌消湾=2018年7月22日(代表撮影)

 【モスクワ大前仁】11月の日露首脳会談で、日ソ共同宣言(1956年)に基づき平和条約交渉を加速させることで一致したことを受け、ロシアの要人から北方領土の帰属について「島の引き渡しについて議論したことはない」などの強気の発言が相次いでいる。ロシア側を刺激しないよう、対露政策に関する発言を控えている日本側と対照的だ。

 タス通信などによると、ロシアのトルトネフ副首相(極東担当)は10日、平和条約交渉に関連し「私は長い間、プーチン大統領と安倍晋三首相の会談に同席してきたが、島の引き渡しについて一度も議論されたことはなく、共同経済活動が話し合われてきた」と明かした。北方領土を管轄する極東サハリン州で報道陣に語った。

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