自民党の萩生田光一幹事長代行の資金管理団体が、団体の有志が主催するバス旅行の事業収支を政治資金収支報告書に記載していなかったことが明らかになった。政治資金規正法は全ての政治団体に収入の記載を義務づけており、毎日新聞の指摘に対し、萩生田氏の事務所は不記載を認め、次年度から事業収入に記載する意向を示した。専門家は「実質的な後援会活動であれば、主催や会計が別でも記載すべきだ」と指摘している。
萩生田氏の事務所などによると、資金管理団体「はぎうだ光一後援会」は萩生田氏が1991年の東京都八王子市議当選当初から、後援会の有志が企画するバス旅行などの行事を毎年開催している。2017年のバス旅行は支援者ら約330人が申し込み、三重県のホテルに宿泊。萩生田氏も駆けつけた。会費は1人3万円で、収支はおおむね均衡。後援会は会費の徴収を代行した。
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