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「内助の功」の意味するもの=山内マリコ(作家)

 12月はノーベル賞授賞式の季節。そして「内助の功」という言葉がメディアに躍る季節でもある。受賞者の陰には、彼を献身的に支えてきた妻ありという話が、美談調に語られるアレだ。

 内助の功とは、夫が仕事のことだけ考えていられるよう、身の回りの面倒な雑事を妻が引き受けることを言う。食事の支度、掃除に洗濯、そして子育て、時には親の介護まで。そのすべてを妻は、家族への「愛」の名のもとに無償で行う。男性からすれば、便利この上ないシステムだろう。

 来月26日に公開される映画『天才作家の妻-40年目の真実-』は、主人公(グレン・クローズ)の夫が、ノーベル文学賞受賞の知らせを受けるシーンからはじまる。そこへ、この作家の伝記本を書こうとしている記者が現れ、妻にある疑いをかける。「奥様が大学時代に書かれた小説が、ご主人の初期の作風とあまりに似ているんです」

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