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くらしナビ・ライフスタイル

変わる食物アレルギー対応/下 新常識知って予防・改善を

小麦の負荷試験。まもなく2歳になる男児がそうめん1本を3センチ分摂取することになり、持参したそうめんを定規で測る=さいたま市西区のさいたま市民医療センターで

 ●「定説」が今は逆

 2000年代に入って、食物アレルギーの常識は激変した。アレルギーを起こしやすい食物を離乳食に取り入れるのを遅らせることがアレルギー予防になるという科学的根拠はなく、勧められない▽食べなくても荒れた肌に卵や牛乳が付着すると、食物アレルギーの原因になる--これが新常識だ。一部の食物に関しては、離乳食開始を遅らせた方が発症リスクが高いとの研究論文も発表されている。

 以前は食物アレルギーのためにアトピー性皮膚炎が起きると思われていたが、今はむしろ逆だ。肌のバリアー機能が壊れると、湿疹や乾燥で本来なら侵入できない食物の成分が皮膚から入り、免疫細胞が反応してアレルギーになることが分かってきた。「経皮感作」と呼ばれる。「食物アレルギーは今、経皮感作を防ぎながら医師の指導の下で少しずつ食べることでより早く治るようになり、10年前に比べたら劇的に変わった」と国立成育医…

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