ウイルス輸入

エボラ出血熱など計画 危険な感染症に備える 訪日外国人増、東京五輪見据え より正確・迅速に検査

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 致死率の高いエボラ出血熱など特に危険な感染症の病原ウイルスを初めて輸入する計画が発表された。2020年の東京五輪・パラリンピック開催や、訪日外国人の増加によって発生のリスクが高まっているからだ。検査体制を強化し、患者の発生に備える狙いがある。【野田武】

 発表したのは、国立感染症研究所。計画によると、輸入するのは、エボラ出血熱▽ラッサ熱▽クリミア・コンゴ出血熱▽南米出血熱▽マールブルグ病--の五つの感染症で、13種類のウイルスが想定されている。

 エボラ出血熱は14年以降、西アフリカを中心に発生し約1万1300人が死亡。致死率は平均50%前後と高く、今年もコンゴ民主共和国(旧ザイール)で流行している。ラッサ熱も西アフリカが主な流行地域で、年間10万人以上の感染者が出ており、1987年にはアフリカからの帰国者が日本で発症した例がある。

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