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公的制度はセーフティーネット=国立がん研究センター東病院 がん相談統括専門職 坂本はと恵

 「最近、仕事の目的が分からなくなってきました。『治療費のために頑張って働かないと』という思いと、『そろそろ体調に見合った働き方に変えないと持たないな』という思いのはざまで押しつぶされそうです」「せめて医療費分だけでも収入が確保できれば、もう少し仕事が楽しめるのに」

 大腸がんの手術後に再発し、約2年間抗がん剤治療を受けてきた大滝さん(40代・男性)の言葉です。大滝さんは20代の頃から働く倉庫管理の仕事を続けていましたが、手術の影響で多いときは1日に5、6回トイレに行く状況にあること、抗がん剤治療の副作用で手足のしびれが強く、仕事の作業量と収入が共に発病前の2分の1に減ったとのことでした。

 その後私は、大滝さんに障害年金の申請を提案させていただきました。障害年金は、病気やけがなどの障害に…

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