メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

「甘酸っぱくておいしい」厚真産ハスカップを販売 地震後初めて東京で

ハスカップを使ったスムージーやソフトクリームを販売する山口さん=東京都台東区の松坂屋上野店で2018年12月12日午前10時10分ごろ、尾崎修二撮影

 9月の北海道胆振(いぶり)東部地震で最大震度7を記録した厚真町の農家が、町特産の果実ハスカップをPRする活動を各地で行っている。12日には地震後初めて、ハスカップを使ったスイーツを東京都内で販売。作付面積日本一を誇る町の畑は大きな被害を受けたが、「今がブランド化に向けた正念場」と意気込んでいる。

 松坂屋上野店(東京都台東区)の北海道物産展会場。「日本一のハスカップのまち」と書かれたブースで、農家の山口善紀さん(47)がスムージーやソフトクリームを販売していた。21日まで出店し、来場客は「甘酸っぱくておいしい」と味わっていた。

 ハスカップはシベリア原産の低木で、初夏に紫の甘酸っぱい実を付ける。同町周辺の原野に群生していたが、近年は高い栄養価が注目され、今では農家400戸中100戸が栽培。町一丸でブランド化を進めていた。

 地震では作付面積の4分の1にあたる約8ヘクタール、1万2000本の果樹が土砂に埋まった。命を落とした農家もいた。廃業や規模縮小を考える生産者も出ている。町によると、被災果樹の約3割で栽培の再開が未定という。

 山口さんも果樹5000本の1割に被害が出た。それでも直後から道内の物産展やイベント会場に出向いて奔走し、今回の出店にこぎつけた。

 5年前に都内の北海道フェアに出展した時、知名度の低かったハスカップはあまり売れず、悔しい思いをした。「今度こそ厚真のハスカップを大勢に食べてもらい、栽培を続けるか迷っている生産者らの励みになれば」【尾崎修二】

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ORICON NEWS 元AKB48・高城亜樹&J1サガン鳥栖・DF高橋祐治が結婚発表「明るく穏やかな家庭を」
  2. レオパレス21 切れる冷房、入居者ブチ切れ 苦情6、7月急増 「節電」自動停止、撤回
  3. トランプ米大統領 「安倍首相がノーベル平和賞に推薦」「最も美しい手紙」
  4. 大阪市教委 風俗店でアルバイト、女性講師を停職処分
  5. 錦織が4強入り フチョビッチ破る ABN・AMROワールド

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです