メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

メイ英首相の続投決定 保守党、不信任が不成立

メイ首相=AP

[PR]

 【ロンドン矢野純一】英国の与党・保守党は12日夜、党首で首相のメイ氏に対する不信任投票を行った。200対117で不信任を求める票は過半数に届かず、メイ氏は党首と首相の座にとどまることが決まった。メイ氏の政権基盤が脆弱(ぜいじゃく)な状態は変わらず、英国の欧州連合(EU)離脱を巡るEUとの合意案が議会で承認されるかどうかは依然不透明で、来年3月に経済の混乱などを招く「合意無き離脱」の可能性も残っている。

     離脱合意案の中身ではEUから主権を取り戻せないと反発する離脱強硬派の議員に加え、メイ氏が下院で11日に予定していた合意案採決を直前に延期したことに不満を持つ残留派議員も加わり、不信任投票が決まった。

     100人以上がメイ氏に不信任を投じたことから、メイ氏の党内での基盤の弱さが明確になった。メイ氏はブリュッセルで13日に開かれるEU首脳会議で、EU側から譲歩を引き出せなければ、1月21日までに行う予定の合意案の採決では、与党議員から多くの反対議員がでるのは確実な情勢だ。

     メイ氏は投票に先立ち、「2022年に予定されている総選挙では首相の座を譲る」と議員に説明。離脱に全力を傾ける意向を強調していた。

     投票は無所属となっていた前保守党議員2人も含めた317人の下院議員で行われた。党の規定では不信任投票を行った後、1年間は党内での不信任投票を行えない。

    おすすめ記事
    広告
    毎日新聞のアカウント
    ピックアップ
    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 2番組が広告放送の疑い BPO審議入り

    2. 上皇后さま体調不良続く 精神的なストレスが原因と宮内庁

    3. 脇につるす拳銃ホルスター型かばん 目の不自由な男性発案、刑事ドラマをヒントに

    4. JR茨木駅で男性転落、右足一部切断の重傷 約3万人に影響

    5. 希望者は桜を見る会出席 前日に地方議員研修会 昨年4月「私物化」浮き彫りに

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    今週のおすすめ
    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです