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2件の殺人「告白」の死刑囚に無罪判決 東京地裁「告白内容は信用できない」 

矢野治被告=伊勢崎市で2003年9月

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 死刑確定後に2件の殺人事件を告白し、殺人罪に問われた指定暴力団住吉会系元会長、矢野治被告(69)に対し、東京地裁の裁判員裁判は13日、無罪(求刑・無期懲役)の判決を言い渡した。楡井英夫裁判長は「被告の告白内容は信用できない」と述べた。

 矢野被告は1996年8月、住吉会系元幹部ら3人=いずれも容疑者死亡で不起訴=と共謀し、神奈川県伊勢原市内に止めた車の中で同市の不動産業、津川静夫さん(当時60歳)を殺害▽98年4月、東京都豊島区の組事務所で新宿区の不動産会社社長、斎藤衛さん(同49歳)を単独で殺害したとして起訴されていた。

 矢野被告は、4人を殺害した別の事件で死刑が確定した後の2014~15年、警視庁などに新たな2件の殺人への関与を告白する上申書を提出。その内容などに基づき2人の遺体が見つかり、事件が発覚した。

 先月始まった公判で矢野被告は「上申書はうそを書いた」などとして2事件とも無罪を主張していた。死刑囚が被告となった裁判員裁判は今回が初めてだった。【蒔田備憲】

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