負の記憶から希望の場所へ…オウム総本部跡地、今は盲導犬訓練施設

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
富士ハーネスで生まれた生後約2カ月の子犬たち=静岡県富士宮市の富士ハーネスで2018年10月16日午後2時54分、高場悠撮影
富士ハーネスで生まれた生後約2カ月の子犬たち=静岡県富士宮市の富士ハーネスで2018年10月16日午後2時54分、高場悠撮影

 負の記憶から希望の場所へ――。平成の日本社会を揺るがした一連のオウム真理教事件は今年7月、松本智津夫(麻原彰晃)元死刑囚ら教団元幹部13人の刑が執行され、一つの区切りを迎えた。静岡県富士宮市人穴(ひとあな)の教団富士山総本部跡地にできた日本盲導犬協会の訓練施設「富士ハーネス」は開設から10年を超え、視覚障害者にパートナーを届ける活動を続けている。【古川幸奈、高場悠】

 富士ハーネスは富士山麓(さんろく)に広がるのどかな酪農地帯にあり、2006年に開設された。協会によると、盲導犬を希望する視覚障害者は全国に約3000人と推定されるが、実際に働く盲導犬は941頭(今年3月現在)にとどまる。

この記事は有料記事です。

残り603文字(全文899文字)

あわせて読みたい

ニュース特集