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特集ワイド

広がらない中古住宅 日本の家は「使い捨て」? 街づくりと一体の活用、なぜできぬ

長い間活用されず、行政代執行で解体作業が始まった空き家。空き家は全国的に急増し、問題化している=千葉市中央区で10月、斎藤文太郎撮影

 既に建っている中古住宅を有効に使う。欧米では当たり前のことが、日本では十分に広がっていない。その一方で、新築住宅はどんどん建ち、空き家は増えて、街を荒廃の危機にさらしている。住まなくなった家は捨てられるだけの運命でいいのか。【宇田川恵】

 米国の映画やドラマを見ていると、父親がはけを握って壁のペンキを塗り替えたり、子供たちがそれを手伝ったりする場面がよく出てくる。米国では約9割の人が中古住宅に住んでおり、こまめに手入れしながら生活するのが普通だ。家族が増えて家が手狭になれば、また別の中古を探して住み替え、修繕しながら使う。

 これに対し、日本では家を自分でまめに手入れするといった習慣は乏しい。流通している中古住宅も少なく、…

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