欧州中銀

量的緩和終了 景気回復、金融正常化にかじ

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欧州には下振れリスクが山積
欧州には下振れリスクが山積

 【ロンドン三沢耕平】欧州中央銀行(ECB)は13日、ドイツ・フランクフルトで定例理事会を開き、国債を大量に購入する量的緩和策を12月末で終了することを決めた。ユーロ圏の景気が回復を続け、物価上昇も進んでいるためで、既に利上げ局面に入っている米国に続き金融政策の正常化へかじを切った。

 ECBの量的緩和策はデフレ解消を目的に2015年3月に始まった。ユーロ圏19カ国の国債や社債などを購入して大量のお金を供給し、物価を上向かせることが狙い。当初は月額600億ユーロ(約7兆7000億円)の資産を購入していたが、段階的に規模を縮小し、現在は月額150億ユーロ分を購入している。

 量的緩和で購入した資産は計2兆6000億ユーロ。来年から新規購入はやめるが、満期を迎える保有債券の償還金は再投資に振り向ける。再投資は「長期間続ける」としている。

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