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【カイロ篠田航一】イエメン内戦の終結を目指し国連がスウェーデンで開いていた和平協議で、サウジアラビアが支援するハディ暫定政権側と親イランのイスラム教シーア派武装組織フーシ側の双方は13日、西部の要衝ホデイダでの停戦に合意した。グテレス国連事務総長が明らかにした。6日に始まった協議はこの日で終了し、次回協議は来年1月末に開催される予定。他の地域を巡る停戦交渉は今後の課題となる。
暫定政権軍はフーシの支配下にある港湾都市ホデイダ奪還を目指して攻勢を強め、大規模な市街戦への発展が懸念されていた。ロイター通信などによると、双方は「数日以内」にホデイダから部隊を撤退させ、国連が停戦監視にあたる。食糧などの物資を搬入する港の管理も国連が担う。
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