医学部入試 調査に限界、女子差別「不透明さ」残る

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医学部不正入試問題について、記者会見で調査結果を公表する柴山昌彦文科相=文科省で2018年12月14日午前11時15分、手塚耕一郎撮影
医学部不正入試問題について、記者会見で調査結果を公表する柴山昌彦文科相=文科省で2018年12月14日午前11時15分、手塚耕一郎撮影

 「想定していたよりも多かった」。柴山昌彦文部科学相は14日の記者会見で、10校の試験運用を不適切などと指摘した調査を受け、問題の根深さに言及した。2013~18年の入試では、81大学の56~71%で男子の合格率が女子を上回っていたにもかかわらず、女子差別を指摘したのは4校にとどまる。入試運用の不透明さは解明されないままだ。

 文科省は今回の調査で、大学側の合否判定資料を見るなどして不正の有無を確認した。強制捜査権がないため資料を押収することなどができず、入試の不適切運用を指摘した聖マリアンナ医科大が「総合評価であって差別ではない」と反論した際も、それを覆す証拠を示せなかった。

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