センバツ「21世紀枠」候補9校を発表　釧路湖陵、八尾など

　来春の第91回選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力）の「21世紀枠」の各地区候補校9校が14日、発表された。候補校は釧路湖陵（北海道）、古川（宮城）、石岡一（茨城）、清水桜が丘（静岡）、金津（福井）、八尾（大阪）、平田（島根）、富岡西（徳島）、熊本西（熊本）。釧路湖陵、古川、石岡一、清水桜が丘、八尾、熊本西の6校は初めて候補校に選ばれた。

　来月25日の選考委員会で候補校の中から3校が選ばれ、一般選考（神宮大会枠1を含む）29校とともに、来年3月23日から12日間（準々決勝翌日の休養日を含む）、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われる大会に出場する。21世紀枠は練習環境などの困難克服や地域貢献など、野球の実力以外の要素を選考条件に加えることで、甲子園出場を逃している学校に出場機会を広げることを目的に第73回大会（2001年）から導入された。