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センバツ21世紀枠・東北地区候補 古川高を選出 /宮城

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 来春の第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の「21世紀枠」で、全国9地区の候補校が14日に発表され、東北地区は古川高(大崎市)が選ばれた。県勢が東北地区の候補校になるのは第87回大会の松島高(松島町)以来。21世紀枠を含めた全出場校は1月25日の選考委員会で決定する。

 古川は創立122年目を迎える県北の進学校。野球部は1921年の創部で、甲子園出場経験はない。今秋の県大会では強豪校の東北などを破って準優勝。57年ぶりの出場となった東北大会では4強入りを果たした。

 部員は7時間の授業を受けた後、2時間ほど集中して練習に取り組む「文武両道」を実戦。さらに、東日本大震災後の復興ボランティアや2015年の関東・東北豪雨でのボランティアなど、地域への貢献も評価された。

 この日は練習前に、茂泉公己監督(44)が東北地区候補校に選出されたことを部員に発表。「まだ決まったわけではない。これからは日々の積み重ねが重要」と、平常心を保ちながら選考日を待つ大切さを強調した。高橋寛太主将(2年)は「今日までドキドキしていた。すごくうれしい」と素直に喜びつつも、「日ごろの学校生活でもしっかりしなければ」と気を引き締めた。【滝沢一誠】

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