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センバツ21世紀枠 東海地区候補に清水桜が丘 「甲子園で戦えるレベルに」 /静岡

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 来春の第91回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催)の「21世紀枠」の東海地区候補に14日、清水桜が丘(静岡市清水区)が選ばれた。来年1月25日の選考委員会で、同校を含む全国9地区の候補校から甲子園に出場する3校が決まる。選手たちは「ここで満足せず練習に励みたい」と意気込んだ。

 清水桜が丘は2013年に市立清水商業高と県立庵原高が統合して開校。旧清水商は1963年と68年のセンバツ、86年の夏の甲子園に出場している。全国大会常連のサッカー部とグラウンドを共用するなど活動スペースが十分に確保できない中、秋季県大会準優勝の実績を残した。

 21世紀枠は試合成績の他に地域への貢献度などが考慮されるが、01年の制度導入以来、県勢が選出されたことはない。来春の出場3校に選ばれれば、清水桜が丘としては春夏通じて初の甲子園出場となる。

 渡辺紀之校長は練習開始前の選手らに地区候補に選ばれたことを伝え、「県大会での実績はもちろん、野球以外の課外活動なども評価された結果。これを誇りに、野球と高校生活に取り組んでほしい」と激励した。小川允羅(ちから)主将(2年)は「秋からの新チームは自主性や主体性を大事にしており、そこが評価されたと思う」と話した。

 曲田雄三監督は「開校当初は他校のグラウンドを借りるなど苦労してきた。当時の選手たちのためにも、チームを甲子園で戦えるレベルに持っていきたい」と話した。【高場悠】

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