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宇陀市住民投票/下 ホテル誘致問題 市長不信任、踏み切れず 市議選回避、苦肉の策 /奈良

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住民投票の告示当日に計画推進派が開いた住民説明会。市議らが支持を訴えた=奈良県宇陀市大宇陀中庄で、稲生陽撮影
住民投票の告示当日に計画推進派が開いた住民説明会。市議らが支持を訴えた=奈良県宇陀市大宇陀中庄で、稲生陽撮影

 住民投票が告示された今月9日、宇陀市大宇陀中庄の市中央公民館で開かれた説明会に、推進派市議11人のうち9人が顔をそろえた。

 中央に座った上田徳(のぼる)議長は「議会と市長の争いになぜ市民を巻き込むのか、という批判も多く受ける。しかし、この事業が中断されれば影響は大きい」と理解を求めた。聴衆からは「投票率が50%を下回れば、より不安定な状態になる。住民投票にしなくていい方法はなかったのか」との意見が上がった。

 ホテル誘致計画の再開を目指す推進派市議らが元々目指していたのは、計画中止を表明した高見省次市長の不信任決議。地方自治法に基づき、議会定数の4分の3(宇陀市の場合は11人)以上の賛成で可決できる。ところが不信任を可決すれば、高見市長は議会を解散して市議選に突入する可能性が高い。4月にも市議選があったばかりで、推進派議員からも「お金もないし、選挙はしたくない」「年末の選挙は大変」と二の足を踏む声が相…

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