２１世紀枠、平田が中国地区候補　部員、幼稚園で野球教室も　／島根

　日本高野連が１４日発表した来春の「センバツ２１世紀枠」（３校）の全国９地区の候補校のうち、中国地区は県立平田（出雲市、坂根昌宏校長）が選ばれた。２１世紀枠を含む出場校は来年１月２５日の選考委員会で決まる。

　平田は秋季県大会で準優勝して中国大会に出場するなど活躍。また野球人口の拡大を目指し、地域の幼稚園や保育園で部員自ら企画して野球体験教室を開催するなど積極的に活動している。これらを県高野連が評価し、２１世紀枠の県代表として推薦していた。

　植田悟監督は「野球以外の活動も選手の成長につながっている。中国地区の数ある学校から選んでもらい光栄」と喜んだ。県高野連は２０日、同校で表彰式を行う。【鈴木周】