第91回選抜高校野球
21世紀枠 6校、初の候補校
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<センバツ21世紀枠>
来春の第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の「21世紀枠」の各地区の候補校9校が14日、発表された。来月25日の選考委員会で候補校の中から3校が選ばれ、一般選考(神宮大会枠1を含む)29校とともに、来年3月23日から12日間(準々決勝翌日の休養日を含む)、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる大会に出場する。【安田光高】
石岡一(茨城)など6校が初の候補校。八尾が選ばれた大阪府、熊本西が選出された熊本県は初めて地区の候補になった。金津(福井)は2年連続2回目、平田(島根)は第87回大会(2015年)以来2回目、富岡西(徳島)は第80回大会(08年)以来3回目。古川(宮城)、清水桜が丘(静岡)、金津、平田、熊本西の5校が秋季県大会準優勝。7校が地区大会(北海道を含む)に出場、釧路湖陵(北海道)、古川、富岡西が4強に入った。
センバツや夏の全国選手権に出場経験があるのは、前身の清水商時代に春夏計3回出場した清水桜が丘、同10回出場の八尾、夏1回出場の熊本西の3校。八尾は1952年夏の甲子園で準優勝した。
21世紀枠は練習環境などの困難克服や地域貢献など、野球の実力以外の要素を選考条件に加え、甲子園出場を逃している学校に出場機会を広げることを目的に第73回大会(01年)から設けられた。
選考方法
第1次選考では、単独地区扱いとなる北海道を除く46都府県高野連が地域の毎日新聞支局などと協議し1校ずつ推薦。さらに8地区に分けて2次選考を行い、北海道を含む9地区で各1校の候補校を絞り込んだ。
センバツ選考委員会当日に「21世紀枠特別選考委員会」(委員長=八田英二・日本高野連会長)を開いて3校を決める。特別選考委ではまず、東日本(北海道、東北、関東・東京、東海、北信越)と西日本(近畿、中国、四国、九州)から1校ずつ選び、残り1校は地域を限定せずに選出する。残った6校は一般枠の推薦校として、各地区小委員会での選考対象に加わる。
選考基準
21世紀枠はセンバツの招待大会としての特性を生かし、高校野球の模範的な姿を実践している学校を以下の基準に沿って選ぶ。(1)秋季都道府県大会のベスト16以上(加盟校が129校以上の都道府県はベスト32以上)が対象(2)以下の推薦例のいずれかに当てはまる学校。▽少数部員、自然災害など困難な環境の克服▽学業と部活動の両立▽数年間にわたって試合成績が良好ながら、強豪校に惜敗するなどして甲子園出場機会に恵まれていない▽創意工夫した練習で成果を上げている▽部外を含めた活動が他の生徒や地域に好影響を与えている。
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