特殊詐欺をAIで防ぐ 「被害者」判別し警告 ATMで実証実験

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携帯電話を片手にATMを操作する利用者が映し出されたパソコン画面=佐賀市の佐賀大学で2018年11月9日午前11時9分、宮原健太撮影
携帯電話を片手にATMを操作する利用者が映し出されたパソコン画面=佐賀市の佐賀大学で2018年11月9日午前11時9分、宮原健太撮影

 人工知能(AI)の技術を活用し、現金自動受払機(ATM)を使った特殊詐欺を未然に防ぐシステムの開発が進んでいる。AIがATMの監視カメラ画像を解析し、被害に遭いそうな利用者に警告する。逆に犯人の可能性がある怪しい利用者を検知するATMも登場。振り込み型の詐欺は減少傾向にあるが、被害額は依然として年間70億円に上っており、AIの抑止力に注目が集まる。【柿崎誠、宮原健太】

 佐賀市の佐賀大学内にあるITベンチャー「オプティム」(本社・東京都)の佐賀本店。パソコンから警報音が流れた直後、パソコンのモニター画面には、佐賀銀行のある支店のATMコーナーが映し出され、利用者に扮(ふん)した行員が携帯電話を片手にATMを操作する姿が赤い枠で囲まれていた。

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