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藤原帰一の映画愛

家へ帰ろう ホロコースト生き残り 老人が命の恩人捜す旅

 アルゼンチンから届いた、ホロコーストを背景にした映画。この組み合わせ、ちょっと珍しいですね。

 仕立屋のアブラハムは、もう88歳。子どもや孫に囲まれていますが、機嫌が悪い。というのも、財産や自宅を子どもたちに譲ったところ、その子どもたちは家を売り払い、アブラハムを施設に入れようとしている。ちょっとした「リア王」状況ですね。

 施設に行きたくないアブラハムは、計画を立てます。1人の時間がほしいからなどといって家から家族を追い…

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