旧優生保護法下の強制不妊 「顔を見せて闘う」 国賠訴訟原告の北さん
毎日新聞
2018/12/16 21:30(最終更新 12/16 23:30)
有料記事
590文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷
旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を強制された被害者と家族でつくる「優生手術被害者・家族の会」共同代表で北三郎の名前で活動する男性(75)が、東京地裁で20日に開かれる自身の国家賠償請求訴訟の第3回口頭弁論を前に、初めて顔を出してのインタビューに応じた。政府与党と超党派国会議員連盟が今月10日に一本化した救済法の基本方針案を報道で知り、「国の責任をごまかしている」と憤りを覚え、「顔を見せて闘う」決意をした。
提訴を決めた今年2月以降、誹謗(ひぼう)や中傷などを恐れ、顔と実名を伏せて新聞やテレビの取材を受けてきた。旧法を巡る国賠訴訟の原告13人のうち、顔を明らかにしたのは5人目。
この記事は有料記事です。
残り292文字(全文590文字)