旧優生保護法 顔を出して闘う北さん一問一答 「子供ができなくなる手術だよ」に衝撃

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毎日新聞のインタビューに答える旧優生保護法の被害者会共同代表を務める北三郎さん=西東京市で2018年12月12日、宮間俊樹撮影
毎日新聞のインタビューに答える旧優生保護法の被害者会共同代表を務める北三郎さん=西東京市で2018年12月12日、宮間俊樹撮影

 12月4日に結成された「優生手術被害者・家族の会」の共同代表で、北三郎の名で活動している男性(75)=東京都=が、初めてカメラを前に被害の実情を訴えた。インタビューの詳細を伝える。北さんは東京地裁で審理が続く国家賠償請求訴訟の原告でもある。【聞き手・上東麻子】

 【生い立ちについて教えてください】

 1943年、宮城県の出身です。8カ月の頃、母が亡くなり、姉とともに祖母に育てられました。戦後、父が戦争から戻り再婚して弟が生まれると、家に居場所がなくなったように感じました。成績は中ぐらい。高校で勉強したかったが、鮮魚店を営む父から「中学を出たら家を継げ」と厳しく言われ、夢も希望も持てず、「もうどうでもいいや」という気持ちになってしまった。そこから生活が荒れてしまいました。

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