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英国の人気バンド「クイーン」のボーカルだったフレディ・マーキュリー(1946~91年)の半生を描いた伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」が観客動員数を伸ばしている。サウンドトラックのCDや関連本も売れている。この記録的な大ヒット、背景には何があるのだろうか。【奥村隆】
映画は10月以降73カ国で公開され、全世界の累計興行収入は約6億ドル(約678億円)に達している。11月9日に公開された日本では、1週目より2週目、3週目より4週目が観客が多いという異例の展開になり、動員数は公開5週目で累計320万人を超えた(興行通信社まとめ)。
米ユニバーサルミュージックによると、映画のタイトルになった代表曲「ボヘミアン・ラプソディ」(75年)はインターネットでの再生回数が全世界で16億回を上回り、「20世紀の楽曲で最も再生された曲」となった。
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