COP24

’18ポーランド 「パリ協定」実施指針採択 交渉難航、背景に米 途上国に資金渋る

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パリ協定の実施指針採択を祝うCOP24議長のクリティカ・ポーランド副環境相=ロイター
パリ協定の実施指針採択を祝うCOP24議長のクリティカ・ポーランド副環境相=ロイター

 国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)は、2020年以降の地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」の実施指針(ルールブック)を採択し、16日閉幕した。パリ協定に基づく温室効果ガス削減の基盤は整ったが、米国の離脱表明の影響や温暖化対策を巡る締約国間の姿勢の違いで交渉は難航。パリ協定の目標達成に向けた課題も表面化した。

 パリ協定のルールブック作りが最後までもつれた背景には、地球温暖化対策に向けた途上国への資金支援を巡って先進国と途上国が対立する「南北問題」がある。温暖化にまつわる伝統的な論点だが、今回はパリ協定からの離脱を表明した米トランプ政権が、途上国支援の資金も停止したことなどが交渉を難しくした。

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