メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

クラシック

この1年 本質の追求と革新の芽生え

 今年の回顧は図らずも平成30年間の音楽界を振り返ることにつながる。それはバブル崩壊から、その傷を手当てし、新たな地平を求める流れの中にあった。バブル期には、外面的な派手なコンサートが聴衆の裾野を広げたように見えたが、それが定着することはなかった。かえって崩壊後の冷え切った状況の中から、聴衆を含めた音楽界全体に、質実な本質の追求と、真の革新が芽生えたと言える。一見、停滞して見えた平成の音楽界はその実、内面的な充実を蓄えたのではないだろうか。平成最後の今年はそれが極めて強く現れた。

 一つは響きの追求である。ソリストから団体に至るまで、音楽の本質を響きの追求からとらえ直した演奏が成…

この記事は有料記事です。

残り672文字(全文964文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 秋元司衆院議員の関係会社を捜索 元政策秘書が設立 不透明な資金移動か 東京地検

  2. 「中村先生の命を守れなかった。ごめんなさい」 成田に在日アフガン人ら集まる

  3. 診療所のクマ、冬眠中の親子か 3頭を捕獲、けが人なし 新潟

  4. 菅官房長官、桜を見る会「説明足りないとも思う」「国民から理解されていない」

  5. 「納得されていない方がたくさん」「疑惑というのは、よく分かりません」 菅長官会見詳報

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです