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渡辺一史 人生貫いた障害者 「こんな夜更けにバナナかよ」原作

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ノンフィクションライターの渡辺一史さん=東京都渋谷区で、小林祥晃撮影
ノンフィクションライターの渡辺一史さん=東京都渋谷区で、小林祥晃撮影

 「鹿野さんのわがままには、日本社会への大事なメッセージが含まれている。それを考えるきっかけになれば」

 2003年に出版された「こんな夜更けにバナナかよ」が映画化され、28日から全国で公開される。難病の筋ジストロフィーで重度の障害を持ちながら、札幌市で1人暮らしを続けた鹿野靖明さんの人生と、彼の自立生活を支えた介助ボランティアらの葛藤を描いた。ノンフィクションライター、渡辺一史(50)は本作で、04年の大宅壮一ノンフィクション賞などを受賞した。

 映画では、大泉洋が鹿野さんを演じる。他の登場人物や人間関係は映画向けに脚色されたが、エピソードの多くは実話に基づく。中でもインパクトがあるのは真夜中に「腹が減った。バナナ食べたい」と言い出し、新人ボランティア(高畑充希)がバナナを探し歩く場面。「あまりのわがままぶりに、ボランティアからは『あれしろ、これしろの鹿野さん』と呼ばれていたほどでした」と渡辺。

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