熊本西、センバツ２１世紀枠候補に　九州大会８強　地域活動も評価　／熊本

　来春の第９１回選抜高校野球大会（日本高野連、毎日新聞社主催）の２１世紀枠・九州地区候補校に初選出された熊本西（熊本市西区）で１７日、表彰盾の贈呈式があった。

　熊本西は今秋の熊本大会で準優勝し、初出場だった九州大会でも８強入り。近くの小学校や保育園で開く野球教室などの地域活動も評価された。

　毎日新聞熊本支局の三森輝久支局長から表彰盾を受け取った霜上幸太郎主将（２年）は「いつ甲子園に呼ばれてもいいよう冬の練習で準備したい」と気合十分。横手文彦監督（４２）は「『自分たちは甲子園にふさわしいチームか』と部員らと考えながら練習してきた。候補の重みを実感している」とかみしめるように話した。

　２１世紀枠の候補校は全国９校で、出場３校は来年１月２５日の選考委員会で決まる。【清水晃平】