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変革

第8部 JTB/11 全盛極めた社員旅行

ノルマを達成し、祝杯を上げる「燃える軍団」のメンバーたち(水野は後列左から4人目)

 大阪市内の高級ホテルの大宴会場で、ステージ上の人気演歌歌手がヒット曲を熱唱している。約700人が高級料亭の和食に箸を伸ばしながら聴き入り、大きな拍手を送った。1980年代前半、大手食品会社が得意先を招待した団体旅行の一コマだ。

 2泊3日の日程で京都や奈良など複数のコースを設定し、日ごろの感謝の意を込めてぜいを尽くした食事やショーを楽しんでもらう。この旅行を受注したのが、当時の日本交通公社(現JTB)団体旅行大阪支店営業課長の水野功(77)だった。「先方に持って行った領収書が3億円。当時としては前代未聞の取引額だった」と振り返る。

 60~70年代の高度経済成長の波に乗り、社員旅行や得意先の招待旅行など企業の団体旅行が急速に拡大し…

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