清水桜が丘に表彰状　２１世紀枠候補「みんなのおかげ」　／静岡

　＜センバツ高校野球＞

　来春開催される第９１回選抜高校野球大会（日本高野連、毎日新聞社主催）の「２１世紀枠」東海地区候補に選ばれた清水桜が丘で１８日、表彰伝達式があった。体育館に集まった生徒約８２０人の前で、小川允羅（ちから）主将（２年）らが表彰状と表彰盾を受け取った。

　県高野連の中沢秀紀会長は「清水桜が丘野球部がチームカラーの『粘り』を甲子園で発揮するところを思い浮かべながら、出場校決定の日を楽しみに待ってほしい」、渡辺紀之校長は「地区候補に選ばれたのは野球部の活躍を支えた学校全体の応援があったからこそ」とあいさつした。小川主将は壇上で「ここまで来られたのは自分たちの力だけでなく、部に関わってくれた全ての人のおかげ。感謝を忘れず、甲子園に呼んでもらえるチームになるため努力したい」と決意表明した。

　県勢の公立校が２１世紀枠の地区候補９校に選ばれるのは初。来年１月２５日に２１世紀枠３校を含む出場３２校が決まる。【高場悠】