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新大綱・中期防決定 「専守防衛」逸脱に懸念 「空母」・サイバー、範囲拡大

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 安倍政権が5年ぶりに改定した防衛計画の大綱(防衛大綱)は、軍備を拡大する中国や核廃棄に応じない北朝鮮に強い懸念を示し、宇宙、サイバーなど「新しい脅威」への対応を急いだのが特徴だ。しかし、目玉として打ち出した装備や政策には、「専守防衛」という日本の基本方針を逸脱しかねない内容も含まれる。高額な装備の米国からの大量調達には、貿易赤字是正を迫る「トランプ米大統領対策ではないか」(野党)との批判もつきまとう。【前谷宏、木下訓明】

 新たな防衛大綱と中期防衛力整備計画(中期防)は、海上自衛隊最大のヘリコプター護衛艦「いずも」と「かが」に短距離離陸と垂直着陸が可能なF35Bを搭載するための改修を明記した。「空母」が事実上誕生することになるが、岩屋毅防衛相は18日の記者会見で「(F35B搭載は)必要な場合のみで、専守防衛の範囲内だ」と強調した。

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