がん治療
ネットでセカンドオピニオン 相談投稿→医師名乗り→回答→治療法選択 地理的・時間的制約なく
毎日新聞
2018/12/19 東京朝刊
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がん治療に際し、主治医でない別の医師に意見を求めるセカンドオピニオン。一般には患者と医師が直接対面して行うが、近年はインターネットを使ったものまで登場している。新しい仕組みと使用の際の注意点をまとめた。【高野聡、五味香織】
セカンドオピニオンは、主治医から提供された書面や画像検査結果などを基に、別の医師から病気の症状や治療について見解を聞く行為だ。日本では、1990年代後半から知られるようになり、2006年にはセカンドオピニオンのため主治医が診療情報を提供すると診療報酬が付くようになった。このため専門外来を設ける病院が増えるなど、普及が進んだ。
セカンドオピニオンには公的医療保険は使えず、費用は医療機関ごとに異なる。国立がん研究センター中央病院の場合、約1時間の相談で4万3200円かかる。
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